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2016.03.31

ジーンズのお話

こんにちは、柿本です。

 

今日はジーンズのお話です。

そう、あの誰もが知るデニム素材のパンツです。

(お洒落な人は、ズボンじゃなくて「パンツ」と呼ぶのです)

 

昔からジーンズが大好きで、いろいろ履き潰してきました。

俗にいう「色落ちを楽しむ」という・・・

ジーンズ好きにしかまるで理解されない世界ですね。

 

もちろん、もちろん!!

僕が大好きなのは最近の量産型ではなく、

『セルビッチデニム』

旧型(50年くらい昔)の折り機で生産されたジーンズです。

現代のジーンズとは織り方が全く違うので、

色落ちしたときに「ムラ感」が出るのです。

ヴィンテージジーンズとして名を馳せたLevi’s 501XX はまさにこれですね。

 

このセルビッチデニム。

量産型との違いはここを見れば一発です。

(知ってる人は生地を見るだけで分かります)

白い布に縦糸(写真の赤い糸)を縫って、ほつれ防止処理をしてあります。

「赤耳」と呼ばれていますね。

(実際は赤だけじゃなくて、様々な色の糸で縫ったのがあります)

裾上げは無駄にチェーンステッチ。

これまた古~いユニオンスペシャルというミシンがないと出来ません。

チェーンステッチはしっかり縫われているように見えますが、実はシングルステッチの方が強度が高い。

 

そんなセルビッチデニムを代表するブランドといえば

サムライジーンズ・・・・

シュガーケーン・・・・

フルカウント・・・・

ステュディオ・ダ・ルチザン・・・・

あえて、

時代に逆境したジーンズを作り続けているブランドたち。

名前を聞くだけでテンションが上がっちゃいます!

ちなみにほとんどがMade in 岡山。

岡山県の伝統工芸、藍染の技術がジーンズに応用されたようですね。

織る技術も加工の技術も世界一です。日本は。

 

はい、そんな思いが込み上げきてどーしようもなくなって

今年に入って、3本買いました。笑

左から

サムライジーンズ(生デニム)

ジャパンブルージーンズ(ワンウォッシュ)

エターナル(加工デニム)

 

サムライジーンズはなんと19oz!!

オンスの話は長くなるし退屈なので割愛。

とにかく、とにかく重いです。生地厚いです。

硬いです。段ボールを履いてるみたいです。

硬すぎて試着室でボタン留めれなかった…(笑)

ちなみに高いです。このジーンズたち。

1本15,000円~30,000円くらいします。

奥さまには内緒です。値段は。

 

長くなってしまったので、今日はここでお終い。

次回はもっとマニアックなお話します(笑)

生デニムとワンウォッシュの違い。

そして、ジーンズの洗濯の仕方&乾かし方。

お楽しみに☆

(えっ、興味ないって?)