こんにちは、柿本です。
今日はジーンズのお話です。
そう、あの誰もが知るデニム素材のパンツです。
(お洒落な人は、ズボンじゃなくて「パンツ」と呼ぶのです)
昔からジーンズが大好きで、いろいろ履き潰してきました。
俗にいう「色落ちを楽しむ」という・・・
ジーンズ好きにしかまるで理解されない世界ですね。
もちろん、もちろん!!
僕が大好きなのは最近の量産型ではなく、
『セルビッチデニム』
旧型(50年くらい昔)の折り機で生産されたジーンズです。
現代のジーンズとは織り方が全く違うので、
色落ちしたときに「ムラ感」が出るのです。
ヴィンテージジーンズとして名を馳せたLevi’s 501XX はまさにこれですね。
このセルビッチデニム。
量産型との違いはここを見れば一発です。
(知ってる人は生地を見るだけで分かります)
白い布に縦糸(写真の赤い糸)を縫って、ほつれ防止処理をしてあります。
「赤耳」と呼ばれていますね。
(実際は赤だけじゃなくて、様々な色の糸で縫ったのがあります)
裾上げは無駄にチェーンステッチ。
これまた古~いユニオンスペシャルというミシンがないと出来ません。
チェーンステッチはしっかり縫われているように見えますが、実はシングルステッチの方が強度が高い。
そんなセルビッチデニムを代表するブランドといえば
サムライジーンズ・・・・
シュガーケーン・・・・
フルカウント・・・・
ステュディオ・ダ・ルチザン・・・・
あえて、
時代に逆境したジーンズを作り続けているブランドたち。
名前を聞くだけでテンションが上がっちゃいます!
ちなみにほとんどがMade in 岡山。
岡山県の伝統工芸、藍染の技術がジーンズに応用されたようですね。
織る技術も加工の技術も世界一です。日本は。
はい、そんな思いが込み上げきてどーしようもなくなって
今年に入って、3本買いました。笑
左から
サムライジーンズ(生デニム)
ジャパンブルージーンズ(ワンウォッシュ)
エターナル(加工デニム)
サムライジーンズはなんと19oz!!
オンスの話は長くなるし退屈なので割愛。
とにかく、とにかく重いです。生地厚いです。
硬いです。段ボールを履いてるみたいです。
硬すぎて試着室でボタン留めれなかった…(笑)
ちなみに高いです。このジーンズたち。
1本15,000円~30,000円くらいします。
奥さまには内緒です。値段は。
長くなってしまったので、今日はここでお終い。
次回はもっとマニアックなお話します(笑)
生デニムとワンウォッシュの違い。
そして、ジーンズの洗濯の仕方&乾かし方。
お楽しみに☆
(えっ、興味ないって?)