こんにちは、柿本です。
宮沢りえさんが7年ぶりの映画主演で話題になっている1冊。
『紙の月』 / 角田光代
41歳の女性銀行員による1億円横領事件。
1億円の使い道は… 大学生の男性への貢ぎ。不倫です。
(最近、何かと浮気やら不倫やらのフレーズを耳にしますね。ほんとにやめてほしい。笑)
そんなことあるかなって思ってしまうようなストーリーですが、
読み進めていくうちに、改めて『お金』について考えさせられます。
拝金主義という言葉が一人歩きしている世の中ですが、
『お金』との向き合い方って本当に難しいですよね。
仕事、家庭、恋愛・・・どんなことにもお金はついて回る問題。
誰もが悩む問題だけに、一つ間違えれば泥沼にはまるのかも。
今回読んで改めて思ったのですが、
角田光代さんは悩みを抱える普通の女性を描くのが、すごく上手な方ですね。
以前、読んだのは直木賞受賞作の 『対岸の彼女』 と、 『八日目の蝉』 の2冊。
どちらも悩みを抱える女性たちに対して、(同じ悩みを抱えたことはないけど)共感できる内容でした。
こちらもおススメです!
『八日目の蝉』は映画も面白かったですね。
主演の井上真央さんのこと、好きになりそうでした(笑)
しかし、宮沢りえさん主演って楽しみです。
ではでは。
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