こんにちは、柿本です。
突然ですが!!!
皆さま、「風邪」の原因ってご存知ですか?
「風邪」の原因は、ずばりウイルスです。
風邪について科学的(?)に論じた本をみつけたので
ご紹介します!
『かぜの科学』 ジェニファー・アッカーマン著
一言でいうなら・・・ すっごい面白い!!
著者のアッカーマンさん、
自らを風邪に罹患させるようなぶっ飛んだ方です。
先ほど風邪の原因はウイルスと述べましたが・・・
実はそのウイルス、200種類くらいあるそうです。
一番有名なのはライノウイルス。
そんな種類があるんじゃ…
抗ウイルス薬なんて作れませんよね。
僕らが風邪ひいた時に、薬局や病院で処方してもらう薬、
現代の医学では風邪ウイルスを撃退する物はありません。
全て対症療法。熱や頭痛、咳や鼻水を軽減させるためです。
インフルエンザの時に処方されるタミフルやリレンザは、
インフルエンザウイルスを撃退はしません。
ウイルスの増殖を抑制する薬です。
あれ?抗生物質は? と思った方!!
抗生物質は「細菌」の増殖を抑制する薬です。
ウイルスには効果ありません。
ちなみにウイルスは細菌よりもずっとずっと小さい
いろいろ種類ありますが、平均で1/1000くらいのサイズ。
細菌は通常の光学顕微鏡で観測できますが、
ウイルスは電子顕微鏡じゃなきゃ見えません。
(通常のマスク、ウイルスはすり抜けます)
このウイルスと細菌の構造の違いもすっごい面白い話なので
機会があればいつか書きたいと思います。いつか・・・
そしたら、お医者さんは…なんで抗生物質を処方するの?
症状を起こす原因が細菌の可能性もあるからです。
例えば、気管支炎を引き起こすマイコプラズマ。
あとは、二次感染を防ぐ意味合いもあるようですね。
ようは・・・・ 「念のため」です。
「念のため」に長い歳月、抗生物質を処方し続けた結果、
抗生物質に対して耐性のある細菌が出現してしまったとか。
僕は医学の専門家ではありませんので、
何が正しいか言及できませんが・・・
「う~ん、どうなんでしょ」と思ってしまいますね。
じゃあ、風邪になったとき、どうしたら良いの?
ズバリ!! 自然に治ります。笑
ただ薬も否定はしません。
症状が軽減するのは間違いありませんし、
プラシーボ効果みたいなのもありますし…
皆さま、自分を信じましょう!!笑
唯一、予防に大切なことは…
睡眠不足&疲労かもしれませんね。
(意外ですが「寒さ」は風邪との因果関係ないそうです)
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