こんにちは、柿本です。
またまた池井戸潤の小説です。
今回はドラマ『花咲舞が黙ってない』の原作本。
タイトルは『不祥事』。
『花咲舞が黙ってない』の方がインパクトありますよねw
主人公は東京第一銀行の臨店班、花咲舞とその上司、相馬健。
臨店班とはトラブルを起こした銀行の支店へ直接出向き、業務指導し問題解決を図る部署です。
臨店班に所属されるまで、花形テラーだった花咲舞。
その実力を買われて指導する立場に配属になったようですね。
花形テラーと呼ばれるくらいですから、仕事は抜群に優秀です。正確でもちろん早い。そして美人。
そんな完璧な女性ですが・・・
相手が誰であれ、自分が正しいと思ったことをズケズケ言ってしまう性格。
そのためか、「狂咲」というあだ名がつけられています。
そのズケズケ感が堪らなく爽快!
優秀だと言われている支店長だろうが、
大得意先の社長の息子だろうが、
間違えていると思えば、言い負かしてしまいます。
場合によっては、「バチンッ」と平手打ち!
爽快感という意味では半沢直樹以上ですね。
まぁこんな女性は絶対いないでしょうけど…
本当にいたら惚れてしまいそうです。笑
逆に不正を働いたり、上司への根回しで出世したり、
そんな「お主も悪よのう」的な人は掃いて捨てるほどいるのでしょうが。
ところで杏さん主演のドラマ見た方いらっしゃいますか?
ちょっと気になってます!
いつか観よう・・・ いつか・・・
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