こんにちは、柿本です。
『ストロベリーナイト』
ドラマ&映画化されていたのは全く知らなかったのですが、
久々に刑事モノをサクッと読みたいなと思って手に取りました。
大概の刑事モノはきちんと事件が解決してくれるので、
割と軽い気持ちで読めますね。深く考え込まなくても良い。
フランツ・カフカみたいな何も解決してくれない小説を読むときは、
それなりに気合いれますから。思考の泥沼にハマってしまうので・・・
前ふりが長くなりましたが、そんな感じで手に取った『ストロベリーナイト』。
女性警部補、27歳の姫川玲子が主人公ですが・・・
いや、おもしろいですよ!! 人を殺すってどういうことなのかなと。ほんと。
過去に深い傷を負った姫川玲子には、殺してやりたいほど憎い人がいます。
そんな闇を背負いながら、実際に殺人を犯した人たちを相手にしていくんですよね。
誰もが抱える「頭と心の矛盾」が上手く描かれてるなと思います。
他の刑事たちもクセのあるキャラが多くて、単純に読み物としての面白さもあります。
そんなわけで、姫川玲子シリーズ全部読みました!!
そしてそして、竹内結子さん主演の映画も観てしまいました。
土曜日に夜な夜なウイスキーを飲みながら。。。
映画のタイトルはドラマと同じく『ストローベリーナイト』ですが、原作は『インビジブルレイン』です。
竹内結子さんの演技、素晴らしかったですよ。ぜひぜひ。
この映画はヤクザが大きく絡んでるので、観終った後・・・
ヤクザ映画が気になって気になって、北野武監督の『アウトレイジ』を観ました(笑)
今度『アウトレイジ ビヨンド』も観よーっと♪
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