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2014.11.11

『紙の月』 / 角田光代

こんにちは、柿本です。

 

宮沢りえさんが7年ぶりの映画主演で話題になっている1冊。

『紙の月』 / 角田光代

 

41歳の女性銀行員による1億円横領事件。

1億円の使い道は… 大学生の男性への貢ぎ。不倫です。

(最近、何かと浮気やら不倫やらのフレーズを耳にしますね。ほんとにやめてほしい。笑)

 

そんなことあるかなって思ってしまうようなストーリーですが、

読み進めていくうちに、改めて『お金』について考えさせられます。

拝金主義という言葉が一人歩きしている世の中ですが、

『お金』との向き合い方って本当に難しいですよね。

仕事、家庭、恋愛・・・どんなことにもお金はついて回る問題。

誰もが悩む問題だけに、一つ間違えれば泥沼にはまるのかも。

 

今回読んで改めて思ったのですが、

角田光代さんは悩みを抱える普通の女性を描くのが、すごく上手な方ですね。

以前、読んだのは直木賞受賞作の 『対岸の彼女』 と、 『八日目の蝉』 の2冊。

どちらも悩みを抱える女性たちに対して、(同じ悩みを抱えたことはないけど)共感できる内容でした。

こちらもおススメです!

『八日目の蝉』は映画も面白かったですね。

主演の井上真央さんのこと、好きになりそうでした(笑)

 

しかし、宮沢りえさん主演って楽しみです。

 

 

ではでは。

 

 

 

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