スタッフブログ

2014.09.13

『竹鶴』 という名のウイスキー

こんちは、柿本です。


読書、野球、ゴルフ…

実は僕にはもう一つ趣味があります。

それは、「ウイスキー」です!

そう!お酒です。笑

仕事上、休みの前日しかがぶ飲みできませんが…

一人でウイスキーを飲みながら、読書したり音楽聴いたりする時間が好きなんです。

(お洒落ですよね。笑)


今回はウイスキーブログ第一回目ということで、ジャパニーズ・ウイスキーのご紹介!

ニッカウヰスキーの 竹鶴』 です。


『竹鶴』 といえば、ニッカウヰスキーの創業者であり、「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝氏の名前を由来としてます。竹鶴氏はウイスキーのために単身スコットランドに留学し、スコッチウイスキーの魅力を日本に伝えた方です。スコットランドから帰国後は、寿屋(現:サントリー)の山崎蒸留所 初代工場長として本格的なウイスキー作りを指揮したそうです。


“一人の青年が万年筆とノートでウイスキー製造技術の秘密を全部盗んでいった”


本場スコットランドでは、称賛の意味を込めてそう言われているそうですね!


さて、前置きが長くなりましたが、その 『竹鶴』 という名のウイスキーはどんなウイスキーか。

まずは一般的なウイスキーの知識を。

ウイスキーには、大麦麦芽を原料としたモルト・ウイスキーと、とうもろこし・小麦・ライ麦などの穀物類を原料としたグレーン・ウイスキーがあります。一般的にモルト・ウイスキーの方が香りが良くが高価ですね(高価なグレーン・ウイスキーもありますが)。この二つを混ぜたのがブレンデッド・ウイスキーです。

最近流行っているハイボールに使用される 『角瓶』 や 『ブラック・ニッカ』 などはブレンデッドですね。高級どころではサントリーの 『響』 やニッカの 『鶴』 。スコッチのブレンデッドではバランタイン、ジョニー・ウォーカー、シーバス・リーガルあたりが有名どころでしょうか。

また近年よく耳にする「シングルモルト」とは、単一蒸留所で蒸留したモルト・ウイスキーのみを瓶詰したものの総称です。たとえば、サントリーの山崎蒸留所で蒸留し、樽熟成させたモルト・ウイスキーのみを混ぜて瓶詰したのが、シングルモルト『山崎』です。(単一樽のみから瓶詰した個性豊かな「シングルカスク」と呼ばれるウイスキーもあります。この辺りの詳細はまた機会があれば。)

 

それでは、『竹鶴』はどうか。

ニッカウヰスキーには「余市」と「宮城峡」という二つの蒸留所があります。それぞれ「余市」・「宮城峡」の名称でシングルモルトを発売しています。その二つの蒸留所のモルト・ウイスキーをヴァッティングして(混ぜて)作られた贅沢なウイスキーが 『竹鶴』 です!

原料はモルトしか使用していませんが、複数の蒸留所のモルト・ウイスキーを混ぜてるので「シングルモルト」ではありません。このようなウイスキーは「ピュア・モルト」や「ヴァッテッド・モルト」なんて呼ばれ方をします。

ピートをきかせた「余市」は力強く男性らしい印象、一方の「宮城峡」は華やかな女性らしい印象のウイスキーと評されます。その個性豊かな二つのウイスキーがバランスよく混ざった 『竹鶴』 、ほんとうに表現力が高く素晴らしいウイスキーですね。

 

それなのに、安い!!!! (ここ大事なところ)


我が家の 『竹鶴』 のラインナップをご紹介~

右から

竹鶴 ピュアモルト

竹鶴 ピュアモルト 12年(終売品)

竹鶴 ピュアモルト 17年

竹鶴 ピュアモルト 21年

竹鶴 ピュアモルト シェリーウッドフィニッシュ(限定品)


ノンエイジ(年数表記無し)の竹鶴は、ハイボールにおススメかな。

『角瓶』 や 『ブラック・ニッカ』 よりもうワンランク上のハイボールを試したい方はぜひ!

もちろん水割りやロックでも。

12年も同じくハイボール、水割り、ロックで。(もう終売してしまいましたが)

17年・21年は、ぜひストレートを!香りも味わいも申し分なく、抜群にうまいです。

アルコールがきついという方には、水だけ加えるトワイスアップという飲み方もあります。

シェリーウッドフィニッシュは、モルトをヴァッティングした後にシェリー樽で再熟成したちょっと変わった一品。わずか2900本の限定発売品ですので、興味ある方はバーなどで探してみてください!

価格とのバランスも考えると17年が一番おススメでしょうか。


ウイスキー好きな方いましたら、ご一報ください(笑)

また機会をみてウイスキーブログ書きます。

次回は「12年」「17年」などの年数表記の意味にふれたいと思います。

ではでは。 長文失礼しました。